32歳になり、久しぶりに結婚式に招待されました。
きのう、行ってきました。
福岡市の専門式場です。
結婚式参列のピークは25歳から28歳くらい。
シーズンの秋は、月に何回行くの?ってくらい行きましたよね。
そこら辺を過ぎてから、ぱったりと結婚式がなくなり、前回行ってから何年か経ってます。
その間、私、結婚式に携わる仕事をしていました。
今は別の仕事をしていますが、
だいたい結婚式のノウハウは知れたつもりです。
そんな「結婚式についてちょっと知識のある、主婦目線」の、ゲストとしての感想。
普通目線じゃない、意外とそこ見てますよっていうところ。
お届けします。
私の立場
そもそも結婚式って、新郎新婦にとってどういう立場で出席しているかによって、感じ方や、目線って変わってきますよね。
なので、私の立場を少し。
新郎側のゲストとして出席しました。
主人と新郎が友達。
新郎とは子供が産まれる前はたまに3人で飲みに行ったり、家に遊びに来てくれたり。
新婦とは交流はなく、両家ご両親も存じ上げない。
そんな立場です。
だからこその目線もあるかも。
そして結婚式には主人と3歳11ヶ月の息子と3人で参加しました。
(1歳3ヶ月の娘は両親に預けました。ありがたや~)
モエ・エ・シャンドンで「おっ」と思う
乾杯といえば、シャンパンですよね。
私は最初はビール派!なので、シャンパンよりも「早くビール飲みたい」といつも思っているのですが(笑)
でも、シャンパンって美味しいし、ビール落ち着いたあとに飲むのに楽しみにしています。
(きのうも、主人(ハンドルキーパー)のシャンパンを貰って、ビール&シャンパンの交互飲みでした)
あ、お酒ネタになるとついつい脱線。
お酒が大好き!ですが、シャンパンやワインについての知識は深い方ではありません。
けど、「モエ」は有名だし、これまでも飲んだことがあって美味しい。
それが乾杯のシャンパンでそそがれるのは「おっ」と心を掴まれました。
けど、これがプランの料金に含まれているのか、追加になっているのかということは気になるポイントです。
スタッフさんの連携
主人は仕事で、披露宴に間に合うか間に合わないか微妙なところでした。
3人とも遅れるのは良くないので、私と息子は先に会場に向かいました。
けど、私と息子もけっこうギリギリ。
(これには色々わけがあるのですが割愛します)
会場の玄関に立っているスタッフの方に「○○様ですか」なんて声を掛けてもらってそそくさと披露宴会場に。
主人は、タクシーで会場に向かっているとのこと。
スタッフの方が、今、どんな状況かを聞きに来てくださって、こちらも安心しました。
会場側とすれば、遅刻の出席者がどういう状況かを確認することは当たり前のことですが(待つべきか、GOすべきかの判断しなければならないので)、
「お客様目線」の話し方をしてくださったことに、スタッフの方の質の良さを感じました。
スタッフさんの数が多い
「新郎新婦入場」から「ご来賓の祝辞」まで(乾杯準備に入るまで)、サービスのスタッフの方々は、会場の壁に沿って立っていることが多いと思うんですけど、私の経験上「人数多くない?」と思いました。
私の概念では、1テーブルに1人専属が付いて、あとはキャプテンやサブの人がサポートするというイメージです。
でも、そういえば、よくある専属のスタッフさんの「本日担当させていただきます○○です」みたいなのなかったな。
時代なのかな、なんて思っていました。
時代なのかどうかは分かりませんが、結果、人数多かったと思います。
行き交う様子を見ていると、スタッフさんが常にまわりにいたし、常にビールをついでくれたし。
なんなら、はし袋ではし置きを折ってくれたり。
お手洗いで席を外したら、ナフキンが元の形にキレイに折られていたり。
今回、「新郎の友達の妻」として参加している私。
ビールを手酌するわけにはいきません(笑)
事前に主人に「なくなる前についでよね!」と言っていたけど、今回はその必要がないくらいでした。
些細なことかもしれないけど、こういうプラスアルファサービスは心に残るものです。
ピアニストが暇そう
あんまりみんな気づいてないだろうなと思ったけど、ピアニストが生演奏していました。
といっても、もちろん全部ではなく、「新郎新婦入場」とか「ケーキ入刀」とかは盛り上がる曲をスピーカーから。
ではどんな場面で演奏するかというと、披露宴始まる前の歓談(間の歓談では演奏していませんでした)、司会者さんによる二人のプロフィール紹介や、しっとりとした場面。
気になってずっと見ていました。
明らかに演奏していない時間の方が長いけど、疲れた顔は出来ない、変に笑顔になるのもおかしい。
それってけっこうきついだろうな、なんて思ってしまった私。
私はたるんだお腹を隠すために「背すじピーン」ってしてたけど、ピアニストの方はそんなの関係なく「背すじピーン」としてないといけないから。
…と同時に、いくらお金が発生しているんだろう。なんてことも考えてしまいました。
間でご飯もの
料理のこと。
何度も言いますが、今回私は「新郎の友人の妻」
新郎新婦の色々を知らないことが多いし、ご両親も存じ上げないし…
正直、「料理美味しいかな、お酒美味しく飲めるかな、ウキウキ」と思っていました。
フレンチのコースでしたが、和の要素が多い内容でした。
前菜に美味しいウニが入っていたり、
ホタテに梅が挟んであって胡麻をまぶして焼いてあるものだったり。
そして、魚料理とお肉料理の間に、鯛茶漬け風のリゾットが運ばれてきたのです!
「ここでご飯もの??」と酒飲みの私は思いました。
ちょびちょびずっと飲みたい派です。
しかも、これまでの私の概念では、コース料理でご飯ものは最後というものでした。
ほとんどのみなさんがそうですよね。
でもね、美味しかったんですよ。
この鯛茶漬け風のリゾットが。真鯛が乗ってて。
そして、お腹も満たされる。
結婚式のあとによくある「足りなかったーお腹空いたー」というも改善されますね。
ゲストにとって「お腹が満たされる」というのはとても大事な要素です。
「美味しい」は当たり前のこと。
「量が足りなかった」というのはけっこう悪い印象が残ります。
という点では、
- 美味くて
- お酒のお供にもなるような
- ガッツリではない
間でのご飯ものは良かったのではないかと私は思います。
トイレ
トイレって女性にとっては重要ですよね。
トイレ近いし、用をたすだけではなく、お化粧直しの場でもあります。
今回は、
個室3室
洗面台2つ
でした。
個室は私はタイミング良く待つことはほとんどありませんでしたが、混み合わないタイミングを狙って行ったからだったかもしれません。
洗面台はもう少し多い方がいいなと思いました。
お化粧直したりすると、どうしても混んでくるし、手を洗いたいだけでも「すみませ~ん」ってなる。
別に「パウダールーム」的なものがあると、女性は嬉しいな。お互いに。
ドリンクスタッフさんの余興の反応
披露宴の終盤、余興がありました。
新郎新婦、同じ会社で、会社の方の余興でした。
漫才的な内容で、子供のことを気にしつつ内容を把握するには難しい状況。
そこで目についた、ドリンクスタッフの方。
(お客様からドリンク注文があったら作るひと?焼酎やカクテル)
めっちゃ楽しそうに笑ってるんですよね。
2人組で、1人はあんまり笑ってないけど。(笑)
楽しそうにしているから仕事をしていないということではなく、スタッフの方も式に参加してくれているということが重要なのです!
まとめ
まだまだ語りつくせないですが。
- 結婚式の時期、曜日の選択
- カタログギフトの最近
- ホテルと専門式場の違い
- オススメ演出
などなど
また書きます。
久しぶりに結婚式に参加して、主人の友達だし、正直思い入れが深い結婚式とは違うと思っていましたが、入場から中座、ご両親とのやり取りと、何度も泣きそうになりました。
これまでの背景を想像してしまいます。
そして子供ができてから、新郎新婦目線→親目線へ。
ご両親同士の関係を勝手に想像してみたり。
私たちは結婚して7年目で、二人だけではなく、両親含めての家族のことをリアルに考えはじめているところです。
久しぶりの結婚式に参列した、ちょっと結婚式について知っている32歳の主婦による、日記でした。