少し間が空いたので、少しだけ説明を。
初心者ランナーの私が、2020年1月12日に開催された「いぶすき菜の花マラソン」で、初フルマラソンを完走したときの話です。
何記事かに分けて書いています^^
フルマラソンを走ろう!と決めてから(前年8月くらいから)は、2、3日置きに10km走り、本番までに3回くらい20km、1回だけ30kmを走りました。
初フルマラソン、未知の世界過ぎて、とにかく完走!が目標です。
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いぶすき菜の花マラソン2020を走った記録~中間点からゴールまで~
いぶすき菜の花マラソン、中間点を過ぎましたが、「30kmが折り返し地点」と頭に叩き込んでいたので、まだ気持ち的にも体力的にも余裕がありました。
30kmまでは「自分はただ足を前に出す機械」と唱え(笑)、30kmに到達。
ここで誤算は、唱えすぎて、30kmにちょっと達成感を感じてしまったこと(笑)
それでもまだ、35kmくらいまでは「未知の世界だ~ワクワク」という気持ちもありました!ゆっくりペースなので息が上がることはありませんが、だんだんと体に疲労が溜まってくるのが分かります…
「なんか35km過ぎたくらいで坂があるらしいよ」と、どこから仕入れたのか?の夫情報。
坂が見えると、「あ、あれか…!?」想像よりもはるかに長い!!
あれを走ったら足が攣る…と思ったので、それまで歩いてなかったけど、ここは歩いても良し!と自分の中でルール変更しました(笑)
長い坂の最初の少しだけ走りました。私のまわりの人は、ほぼみんな歩いてた(:_;)
いつかここも走り抜けられるほどになりたいなぁ。
坂をなんとか過ぎ、またぼちぼち走り始めます。
ここからが、きっつい、というか、進まない。
37㎞からの、最後の5km。1kmが長い、100mも長い。できれば歩きたい。というかちょっと歩いた。
たぶん、きつくて顔がやばかったと思います(笑)が、最後まで続く沿道の応援が沁みまくりました。
あと1kmの看板まで、本当に長かった…本当はメールするのも嫌なくらいだけど、夫にメールしました。
ゴール手前で待っていてくれているとのこと。
こりゃ、最後の力を振り絞ってがんばるしかない!「お母ちゃんがんばったよー!」と子供達に言いたい^^
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相変わらずなかなか進まないなぁと思いながら必死に走り、子供達を見つけました!冷たい風が強くなっていましたが、ずーっと待ってくれていたそう。ありがたや~
見つけた!
やったー!もう少しでゴールだー!と思ったら、ぐるーっともう少し折り返してからゴールがあると夫から告げられる。
「先回りしてゴールのところにいるね!」と、一旦別れ、またの一人旅。
いや、実際はゴールまで距離ないと思いますが、マジで進まないんです(笑)
やっと。やっと。ゴーーーール!しました。
足はふらふらですが笑顔で写真!嬉しい!
スタッフの方々のハイタッチに迎えられ、記念タオルや記念Tシャツをいただき、完走証をもらい、再び家族と合流しました。
記念すべき初めてのフルマラソンの完走証なので、ゼッケンと一緒に300円でラミネートしてもらいました^^
さぁ車へ戻ろうかとしていると、なんとビールを発見!ビールと焼鳥を買って食べました。うまい~けど寒い~
車に乗って、もちろん夫に運転してもらい、パラパラとパンフレットを見ていると、なななんと!食事の無料券が付いているではないですか!!
ほとんどエイドに手を出してない私。知ってたら絶対食べたのにーーー!とかなりショックを受けました。次出ることがあったら絶対リベンジです!
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途切れない応援、たくさんのエイド
「いぶすき菜の花マラソンはエイドがすごい」と、ネットや経験者から聞いていましたが、後半戦に入ると、「マジですごい」
次から次にエイドが現れます。
「食べると体が重くなりそう…」と持参したジェルとかばかり摂って、エイドにほとんど手を出さなかった…今となっては後悔です。
もっと休憩しながら堪能すればよかった~
公式エイドには、お芋やバナナは毎回のように置いてあり、
私設エイドと呼ばれるところは、本当に本当に色々なものがありました。
- 飴やチョコなど小さなお菓子
- 豚汁
- みかん
- ミニトマト
- ブロッコリー
- わたあめ
- 温かい緑茶
- 温かいコーヒー
- 梅干し
- 漬物
などなど他にもたくさん
飴やチョコなどの小さなお菓子は、多くの場合、子供さんがカゴに入れて沿道で持って待ってくれています。
そんな可愛い子が本当にたくさん。
幾度となくもらいました。帰り道の車の中で、子供達と食べよう♪と、ウエストポーチが最後にはパンパンになりました(笑)
配ってくれている子供さんに、「ありがとう」と言いながらもらい、最初は「子供さんももらってあげたら嬉しいだろうな」とかいう思考の私。
でも、最後の最後のきつくてしょうがないときまで、ずっと飴のカゴを持って待ってくれている子供さんを見たら、マジで泣けてきました。
「もらってあげたら嬉しいだろうな」なんて思っていた私ですが、むしろ飴をもらう度に「がんばるしかない」と、パワーをもらっていたのでした。
豚汁とか本当食べておけばよかった…
とりあえずタイム気にして寄り道を避けようとしたけど、もっと寄り道すればよかったです!
確かゴールまであと3kmくらいでつまんだ白菜の漬物が、激うま!!
へとへとで塩分を求めていたんだなーと体全体で感じました(笑)
一緒に置いてあった梅干しも食べればよかったと、50m先で後悔。戻る余裕はみじんもありませんでしたけどね(笑)
来年もし参加したら絶対立ち止まりたいところ
- 豚汁
- 温かい緑茶
- 温かいコーヒー
- 梅干し
- 漬物
あ~いまだに後悔です!
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最後に
初のフルマラソン、どうなることかとドキドキしていましたが、無事に完走することができました!
「日本一のおもてなし」らしい、いぶすき菜の花マラソン。他のマラソン大会に出たことがない私でも、そのおもてなしを存分に実感することができました。
沿道で手を振って応援してくれる方々。しかもほとんど途切れることなく。
おじいちゃおばあちゃんから子供さんまで、本当に温かかったです。
最後の残り1km地点で、沿道のおじさまが「あと1kmを10分以内で走れば5時間半切れるよ!!^^」と教えてくれて、もうそんなことを考える余裕もなかった私ですが、おじさまのおかげで力を振り絞ることができました!
指宿のみなさま、本当にありがとうございました!
そして何より、福岡から指宿までお母ちゃんのマラソンのために、一緒に来てくれた夫と子供達。素敵なお家に2泊もさせてくれた友達家族に感謝です。
完走まで書きましたが、特別編で「お母ちゃんのマラソンの裏側、夫、子供達、友達家族」についても書きたいと思います^^