これまでのヒマラヤトレッキングはまだ序盤。
ここからが本番だと実感しました。
5/26 【6日目】トレッキング4日目!ナムチェ~タンボチェ(3860m)しんどかった日
トレッキング4日目
ナムチェ(3440m)~タンボチェ(3860m)
地球の歩き方で、タンボチェまで5時間半。
だいたいうちらはこれより大幅に遅いので、6:00にロッジを出発。
ずーっと一本道で、はじめは下りもしくは平坦な道だった。
一日目から少し痛かったけど大丈夫だった左足首の左側が、今日は歩けないほど痛くなった。
靴ひもを緩めてみたり、靴下を2枚履いてみたりしたけどダメ。
どうしようもなかったので、ロキソニンを飲んだ。
下りが特に痛く、登りは割と大丈夫。
後半はとにかく登り。登り、登り、ひたすら登り。
600mの高低差。
最後の30分は、心臓の動きが変になり、とにかくゆっくり歩いた。
今日は天気も悪く、景色も楽しめないうえ、足も痛いし、長いし坂だし、きっつい一日だったけど、その分達成感は大きい。
モモを食べて早めに就寝。
ロッジは大きくてよかったけど、トイレが今までで一番臭かった。
帰りはここには泊まりたくないと思った。
現在のよよよによる解説
これまでの道のりも私たちにとっては、とってもきつかった。
私的にはこの日のきつさはこの旅の中で1,2位を争うくらい。。。
昨日のことにように思い出せる"(-""-)"
ちょっと楽しかったナムチェ(3440m)を出発してすぐ、足が猛烈に痛くなるし。
でも歩くしかないし。
薬飲んでなんとか歩いたけど、ひたすらきつくて、終わりがこないんじゃないかと思いました。
天気がどんよりだったっていうのもあるし、なんか、山を二つくらい越えたけど、景色はひらけず、ひたすら山道。
特に最後の長い長い登り坂はしんどすぎた…
日記には書いてないけど、この最後の長い長い登り坂で、日本人の男性とすれ違いました。
ガイドとかいなくて一人で、ひょいひょいっと山を下りてきていた。
そして「先に登っていいよ」という感じで道を譲ってくれたとき、「この人は日本人?」とか考える間もなく「こんにちは」って挨拶してた。
このトレッキング中、基本すれ違う人には「ナマステ」と挨拶をしていました。
現地の人だけでなく、世界色々な国の人ともすれ違いますが、挨拶の言葉は「ナマステ」
でも、この時は自然と「こんにちは」
感覚でこの人は日本人って分かったんですよね。
なんか不思議な感覚です。
ヒマラヤで暮らしているシェルパ族の人たちの顔立ちは、ときに日本人に似ていたりするし、私も何度か「シェルパっぽい顔だね!」なんて言われました。
そんな中、ぱっと見で、見た目ではなくて雰囲気で、「こんにちは」って自然に日本語で挨拶するって、たくさんの国の人たちと接しているからこそ、『日本』『日本人』に対してアンテナ立ってたんだろうなって思います。
これも日本で過ごしていたら、分からない感覚。
この旅で、このトレッキングで、きつくて後ろ向きになりそうなとき考えてたこと。
『日本でダラけて過ごす2週間も、今がんばってる2週間も、過ぎる時間は一緒』
『終わったときに、きつかったけど、やってみて良かったと思えるはず』
このナムチェ(3440m)~タンボチェ(3860m)の道のりで、ただきついだけじゃなくて、なんか心がどんよりして楽しめなくて、高山のきつさを感じたからこそ、色々なことを考えた日でした。
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