※2019年8月21日更新
2020年度(令和2年)4月入園希望の方に向けても記事を書いています↓↓
2016年の秋から保育園選び、見学をはじめ、2017年無事に保育入園が決まり、今3歳児の息子と0歳児の娘が、元気に保育園に通っています。
確か、10月中旬頃から入園申し込みの資料配布が始まり、12月の最初頃が1次申し込みの締切だったと思います。
私はその間に、7つの保育園を見学し、比較検討し、家族と相談しながら希望する保育園を決めました。
この保育園選びに全力を注ぎました。
希望の保育園に入りたい。
けど、入れなかったら困る。
けど、子供たちが多くの時間を過ごすことになる保育園、妥協はしたくない。
色々な想いがあり、怒涛の保育園選び期間でした。
そんな経験や、選んだポイント、知っておいた方が良いことなどを書いていきたいと思います。
まずはこの記事を読んでいただけけると、昨年までの状況が良く分かっていただけると思います。
↓↓
- 昨年(2016年)秋、申し込み前の状況
- 住んでいる地域の区役所へ行き、空き状況と、どこになんという保育園があるのか地図をもらい、見学する保育園を選ぶ
- 見学する保育園数
- 見学スケジュールを早めに組みましょう
- いよいよ見学
- 比較検討するうえで、私が見たポイント
- 『教育派』か『自然派』かで大きく分かれる
- 結果、申し込みをした保育園
- 希望の保育園に入れました
- 今の子供達
- 最後に
昨年(2016年)秋、申し込み前の状況
2016年度まで小規模保育園に通っていた当時2歳児の息子。
年齢制限があるため、3歳児から新しい保育園を探さなければいけませんでした。
それと、2016年4月産まれで、2017年4月で1歳だけど0歳児(学年が変わる基準の日は4/1)の娘。
2017年度に二人同時に申し込みの予定でした。
息子は中央区の小規模保育園に通っていましたが、2016年の年末に城南区に引っ越すことが決まっていたので、城南区・南区で保育園選びをしました。
住んでいる地域の区役所へ行き、空き状況と、どこになんという保育園があるのか地図をもらい、見学する保育園を選ぶ
これ、最初の一歩として大事です。
息子が最初に保育園の申し込みをし、見事に落ちたとき。
空き状況もなんにも分からず、なんと40人待ちの保育園を希望しました。
これではダメです。
区役所に行くと、空き状況の具体的な表を見せてくれます。
ちなみに、もらうことはできませんが、携帯で写真を撮ることはオッケーでした。
絶対!写真を撮らせてもらいましょう。
それぞれの学年で何人の待ち人数がいるのかが分かります。
また区役所の方から、新設の保育園の情報や、改装して定員拡大する保育園の情報なども得られます。
私は城南区役所と南区役所に行きましたが、現状で空きがある保育園はほぼありませんでした。
希望する保育園にどれくらいの待ち人数がいるのか。
まず知っておきましょう。
次に、地図です。
どこにどんな保育園があるか。
『あ、こんなところに保育園あったんだ』と気付くことも。
そして、家と職場と保育園の位置関係も大事ですよね。
送り迎えの時間や、車なのか歩き圏内なのか。
空き状況、場所、そして保育園のホームページやしおりを見て、見学する保育園を決めましょう。
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見学する保育園数
他は分かりませんが福岡市は、5つまで希望の保育園を書くことができます。
第一希望から第五希望まで、順位をつけます。
これですね、最後の最後まで迷いました。
私は5つだけ保育園を見学する予定で、5つ見学予約しました。
そしてすべて見終わったあと、もう少し見たいと思い、さらにギリギリで2つ見学しました。
計7つの保育園を見学し、第一希望から第五希望まで決めました。
時間に余裕があれば、とにかく色々な保育園を見学することをオススメします、
見学した保育園しか、申し込みをすることができません!
そして、見れば見るほど、それぞれの保育園の良いところ、悪いところ(自分たちにとって)などが分かってくると思います。
見学スケジュールを早めに組みましょう
直接保育園に電話をして、見学可能な日を決めていきます。
私は7つの保育園を見学しましたが、保育園によって見学のスタイルが違います。
ほとんどが予約制です。
- 何時から何時までの間だったら、毎日見学可能なところ
- 週に2回、曜日と時間が決められているところ
- 何日と何日の何時から、とその日でないと見学会をしていないというところ
色々あります。
ほとんどの場合、電話して聞くしかないので、希望が高い保育園から電話をして、早い日にちで予約していきましょう。
私も最初は『10日間くらいで一気に見て、早めに検討したい』なんて思っていましたが、スケジュール的に無理でした。
結局1ヶ月以上かけて、やっと見学を終えた感じです。
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いよいよ見学
筆記用具は持っていきましょう。
必ずなにかしら資料をもらうので、しおりに載っていないことや、気になる点、家に帰って家族に報告・相談したいところなどを、ちゃちゃっとメモっておくといいです。
先にも書きましたが、私は1ヶ月以上かけて7つの保育園を見学したので、だんだん最初に見学した保育園の記憶が薄れていきました。
でも、メモしておけば思い出せるので大丈夫です。
持っていくものはそれぐらいかな。
書くのに集中せずに、とにかく保育園の色んなところをジロジロ見て、雰囲気を感じることが大事です。
比較検討するうえで、私が見たポイント
保育園の環境や、先生など人の雰囲気
『この場所で子供たちが一日を過ごしている姿』を想像しましょう。
一日の大半の時間を過ごすことになる保育園です。
建物や園庭
- 吹き抜けになっていて外の光が入り明るい、または雰囲気が暗い
- 過ごしている園児に対して教室などが狭くないか(人数に対する最低の規定はあります)
- 外遊びの環境(園庭)が整っているか
- 外に散歩に行くことはあるのか
- 単純に新しいか、古いか
- 新しくても古くても、掃除が行き届いているか
清潔感
特に、新しい古いに関わらず『清潔感』があるかということは気になりました。
私は、潔癖ではないし、無菌で育つよりも、菌にも触れて強い体になってほしいと思っています。
でも、清潔感があり掃除が行き届いているというのは、その保育園が色々な面で『きちんとしているか』という点にもつながると思いました。
人数のゆったり感
今回の保育園見学のときではありませんが、一度幼稚園も見学に行ったことがあります。
その幼稚園はすぐに検討から外したのですが、その理由が、『人数が多すぎる!』でした。
雨の日だったというのもあって、園児たちはみんな教室の中で遊んでいました。
最初に見てびっくり!まさに『うじゃうじゃ』これじゃ1人いなくなっても気付かれないだろうなと思い、それから『ゆったり過ごせる環境か』『先生の目が行き届く環境か』ということも特に気にするようになりました。
先生や人の雰囲気
これはやっぱり見学をしてみないと、実際には分かりません。
そして、人の好みや、好きな雰囲気って人によって違いますよね。
さすが保育士さんや、事務の方々は本当に明るく笑顔で対応してくださる方ばかりでした。
見学で園内をまわっていると「こんにちは!」と挨拶してくれて、気持ちがいいです。
でも、ひとつの保育園で、悪くはないんだけどなんとなく忙しくていっぱいいっぱいな雰囲気を保育士さんから感じたことがありました。
余裕があるかどうかという保育園の雰囲気や、保育士さん、事務の方の雰囲気というのは、私にとってけっこう気にするポイントでした。
『教育派』か『自然派』かで大きく分かれる
7つの保育園を見学して、ざっくり分けると、『教育派』か『自然派』に分かれると思いました。
私達は最終的に
第一希望を『教育派』
第二希望を『自然派』
にしました。
そして、申込書には第五希望まで書いていますが、このどちらかの保育園が良かった。
意見が真っ二つに分かれているわけではありませんが、どちらかというと、
夫は『教育派』の保育園
私は『自然派』の保育園
を推していました。
家族に意見を求めると
保育園選びをする中で、自分がどうというより大前提として、何に関しても『子供にとって何が一番良いか』を考えていました。
1人で見学に行って、考えて考えていると、煮詰まってくる。。。
そこで家族に意見を求めてみました。
こういうときはやっぱりお母さんを経験した『母』です。
義母も母もどちらかというと『自然派』でした。
義母は子供の頃から海外経験が豊富で英語が堪能、教育者で、世界のレベルの高い大学に生徒を合格させています。
その義母は『教育派』と言うかと思いきや、『自然派』です。
小学生に上がるまでは、『自分で考えて行動する力』を養うことの方が大事だと言っていました。
決められたことの多い中で生活するよりも、 『自由』な方が得ることが多いという意見でした。
『教育派』と感じた保育園
見学した7つの保育園のうち、2つは特に『教育派』と感じました。
0歳児から、漢字で名前が書かれた『フラッシュカード』を使ってもうスピードで出席を取ったり、外部の英語の先生との『英会話』の時間があったり。
びっくりするくらい小さい子でもみんなちゃんと座って聞いている。
冬でも半袖の体操服。
とにかく色々と事細かに決められているイメージでした。
先生たちは、短パンに体操服でピチッとシャツがズボンに入っていて、髪型なども決められている感じでした。
保育園でもこういうところがあるんだ、という感じ。
子供がこういう環境について行けて、この教育を物にできるだけの器量があるのか考えました。
今まで自由に、甘やかして育ててしまっていただけに、こういう環境に入ることは心配でもあります。
でも、『教育』は早く始めた方がいいのではないかという気にもなってきます。
夫はそっちの意見。
私はちょっと抵抗がありました。
(義母と意見が合ったことは良かったな( ;∀;))
『自然派』と感じた保育園
いわゆる『自然』と触れ合うということと、『子供を守りすぎない』ということ。
どろんこ遊びや、畑で植物を育てる、などを推している保育園が多かったように感じました。
どろんこ遊びは身近にできる環境ではなくなっているし、良い経験だとは思うけど、これが決め手とはならないなと思いました。
畑で植物(野菜)を育てて収穫するというのは、いいなと率直に思った。
(うちは家庭菜園もしているし)
うちの上の子は少食で、それで悩んでもきました。
口にするものがどうやって育つのかというのを体験できるのはいいことだと思ったし、『みんなで育てる』というのもいい経験かと。
一番気に入ったのは『子供を守りすぎない』ということ。
今、子供たちが通っている保育園。
園庭は、ただフラットで遊具がある園庭ではなく、木があって木の根が這っていて、起伏のある地面。(遊具もあります)
『ケガをするからと、ただ何もかも安全にすることはない。子供たちは環境に慣れていくし、自然の中で遊び方を学んでいく』
というようなことを園長先生が言っていた記憶があります。
また、給食の食器は、落としても割れないプラスチックのものではなく、割れる陶器のもの。
『落としたら割れる』ということを学び、割れてしまったらケガをしないように協力して掃除をする。
そういう点に共感しました。
結果、申し込みをした保育園
第一希望に、教育派の保育園
第二希望に、自然派の保育園
で申し込みをしました。
もちろん第五希望まで埋めましたが、本命はこの2つ。
教育派の保育園は、夫の意見を尊重したということもありますが、私も『今の時代、ちょっとの遅れが大きな遅れ』になるのではないかとも思い始めました。
ですが、自然派の保育園で『自分』なりの意見や考えを持てる土台を作ってほしい。という思いもあり。
あとの3つは。
正直消去法や、設備的なところや利便性で選びました。
私は7つ見学をして、5つまで申し込みができるので5つ書きました。
2つを希望にしなかった理由があるので、ちょっとネガティブですが参考までに書きたいと思います。
希望しなかった理由
最初、5つの保育園を見学する予定で、スケジュールを組んでいました。
5つ目に見学した保育園がここ。
それまでは、比較検討はするものの『嫌』と思うことはありませんでした。
でも、初めて『嫌』というか『子供たちを通わせるにはちょっと…』と思う保育園でした。
一つは、掃除が行き届いていないということです。
なんだか教室の荷物が乱雑な感じがしたし(自慢じゃないけど私は潔癖ではありません!)それがきっかけで、先生たちが使っているであろう机や椅子に目がいきました。
うすく埃が乗っかている感じ。
整理整頓以前に、『清潔感がない』という印象でした。
それまでに見学した保育園で、建物自体が古い保育園もありました。
けれど、掃除は行き届いているし、洗面所は水滴が散らばっていることはなかったし、スリッパはきちんと並べられている、そんなところばかりでした。
それに感動していたし、すごいなって思っていただけに、5つ目に見学した保育園には子供たちを通わせたくないと思ってしまいました。
それで、急きょ見学する保育園を2つ増やしました。
第五希望で申し込みしてその保育園に決まって、ガッカリなんてしたくないですからね。
もう一つの希望しなかった保育園は、きちんとしているし、先生方の温かい雰囲気も感じた保育園でした。
ただ、完全にクラスが分かれていて、先生も固定。
縦割り保育もなく、外へのお散歩などもない。
クラスのみで過ごす時間が多く、なんとなく遮断されているような雰囲気を感じたので、検討から外すことにしました。
希望の保育園に入れました
忘れもしない。2017年1月27日。
入所保育園が決定して、郵送で結果が知らされるのですが、直接区役所に行けば結果を教えてくれます。
私は、4月からの仕事のこともあったし、もう結果が気になって気になって。
『希望の保育園に入れるのか』
『できれば第一希望か第二希望のどちらかを』
ちなみに、どこも3歳児は「若干名」しか空きがない状況です。
『そもそも1次申し込みで落ちたらどうしよう』
ドキドキしつつ区役所に行くと。
なんと第二希望の保育園(自然派)に入園許可が出ました。
嬉しいったらなんの。
保育園選び、頑張っただけに、めちゃくちゃ嬉しかったし、『この保育園に子供達を通わせることが出来る』ということに安堵しました。
親の主観で、子供達が一日の大半の時間を過ごす保育園を選ぶわけですが、まだ子供達は自分で選べない年齢。
よりよい環境を探すこと。
そして、親が安心して通わせられないと、心配で仕事にも集中できません。
できることはして、真剣に保育園選びをできて、ナイスな結果でした。
今の子供達
入園してからの4歳(3歳児)の息子。
環境の変化に戸惑い、最初は「行きたくない!!」と泣く日が続きました。
今も休み明けはたまに行きたくないと言うこともあるけど、迎えにいくといつも楽しそうで、安心しています。
それまでは小規模保育園で、自分達が一番上、小さい子と過ごしていたので、
今回の縦割りクラスでお兄ちゃんお姉ちゃんと過ごす時間が長くなり、勝手が違うことや、
「◯◯くんに仲間入っちゃダメって言われた」
などと言うことも。
これも勉強だし、関わりの中で、自分で考えて行動できる子になってほしいと思います。
1歳5ヶ月(0歳児)の娘はというと、活発でいつも元気が有り余っているので、保育園で目一杯遊んで、たくさん食べて、たくさん寝て、保育園を満喫しているようです。
朝も泣くことなく、保育士さんが「おいで」と言うと、自ら抱っこされにいきます。
たくましい!
むしろお友達に積極的にいきすぎて、ケガとかさせないか不安なくらいです( ;∀;)
最後に
今回、2017年から希望の保育園に入園することができましたが、
長男の最初の保育園の申し込みは失敗、見事に撃沈しました。
予備知識は絶対に必要だし、自分が納得できるまで保育園選びをし、申し込みをすることが大事だと思います。
あとから『この保育園はやめといたらよかったな』なんて思いたくないし、子供を預けるわけですから、慎重に選んでよかったと思っています。
この内容が、少しでもこれから保育園選びを始めるお母さんたちの参考になればうれしいなと思います。
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