今朝、自転車での通勤途中、スーパーの駐車場への出入り口の真ん中に座り込んでいるおじいちゃんがいました。
普通は人が座っているような場所でないことと、ちょっと様子がおかしいぞ?と思って、自転車を止めて近寄りました。
「大丈夫ですか!?」と聞くと
「大丈夫」とはおっしゃるけど、きつそうだし、明らかに「大丈夫」ではない。
「体調が悪くて、足がもつれてしまった」とのことで、そのまま動けなくなってしまったらしい。
「救急車呼びましょうか?」と提案したけど、「大丈夫」というおじいちゃん。
どうするべきか…と考える。
座ってはいるけど、後ろに手をついて、今にも寝ころびそうな状態。
おじいちゃんの背中のところに膝を立てて、手と足で背中を支えつつ、
「家は近くですか?」と聞くと「すぐ近く」とのこと。
「ご家族は電話で連絡取れますか?(携帯を持っているかも不明)」と聞くと、「家には誰もいない」と。
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様子を見るかぎり、意識はハッキリしているし、自分でどう判断したらいいものか…と思っていると、50代くらいのスーパーに買い物に来られたおば様が気づいてくれました。
おじいちゃんはきつそうだから、出来れば横になってほしいけど、スーパーに来る車が行き来する出入口の真ん中。
おば様と「とにかく端に避けた方がいいですね」と言いつつも、けっこう体格がいいおじいちゃんで、女2人で動かせるか分かりません。
おじいちゃんも自力で動くのは難しそうだし、変に動かして転んじゃったりしたらもっと大変だし…と思いながら、男の人は現れないかと周りを見るけど、タイミング悪く誰も通りません。
(車通りも自転車通りも多い道です)
ぎりぎりスーパーの敷地内だったので「走ってスーパーの男性の店員さん呼んできます!」とおば様に言って、店内まで走りました。
レジの方に事情を告げて男性の方の手助けをお願いすると、すぐに店内アナウンスで呼びますとのこと。
そんなこんなしておじいちゃんのところに戻ると、スーパーの駐車場から出ようとしていた車の運転手さんと、たぶん自転車で通りかかったお兄さんがが手伝ってくれて、危なくないところへおじいちゃんを動かしてくれていました。
おじいちゃんはまだきつそうで、なんとか座っている様子。
ありがとう、男の人たち!!
それからスーパーの店員さんが来てくれて、対応してくれそう。そうしてくれたら安心です。
ここで、おば様。
リュックからって、自転車を歩道に止めたままの私に、
「急いでるでしょ?私は買い物に来ただけだから後は大丈夫よ」と言ってくださり、職場へも遅刻せずに済みました。
その後、一日中おじいちゃん大丈夫だったかな?と気になりつつ、その後を知るすべはなく…
何事もなければいいけど、と思います。
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