ティンボチェについてから、高山病の症状が出始めて不安を感じた前日。
この日は、ティンボチェで高度順応2日目です。
ちょうど『エベレストマラソン』が開催されていました!
貴重な体験でした。
本当に。
『エベレストマラソン』を見に、あわよくば参加しに、もう一度ヒマラヤに行きたい!と思うほどです。
前回の記事↓
5/29【9日目】トレッキング7日目!ティンボチェで高度順応(4410m)エベレストマラソン!
トレッキング7日目
ディンボチェ(4410m)高度順応
今日もディンボチェにて高度順応&休息日。
朝はきのうほど頭は痛くなかった。
今日はエベレストマラソンの日らしく、ディンボチェ~ナムチェのハーフ、エベレストベースキャンプ~ナムチェのフルマラソンが行われる。
うちらはここに来るまでも、ハアハア息が上がって疲れて、ゆっくりしか歩けないのに。
足場の悪い山道を、21or42km走るなんて。。考えられない。
泊まっているロッジの前に、給水所が設置されていた。
ロッジやまわりの人が集まって応援する。
中でも、ロッジのオーナーみたいなおじちゃんは大ハリキリ。
どこでもこういうおっちゃんは一人はおるんやねー。
ルクラからここまで、ほぼ日程が同じだったおじちゃんとアンドレとも一緒に応援した。
ここまでガイド&ポーターなしで来れたのも、一緒に登ってきた人たちや、道をやさしく教えてくれる現地の人たちのおかげだ。
旅が終わると、この人たちにも会えなくなるのかと思うと寂しくなる。
しばらくダイニングでブラックティーを飲みながら本を読み、寒くなってきたので部屋に戻った。
寝袋にくるまっていたら眠ってしまった。
現在のよよよによる解説
この日の思い出はなんといっても『エベレストマラソン』
たまたまエベレストマラソンの日にヒマラヤに行き、たまたまティンボチェ(4410m)で高度順応の日に、このマラソンを見れたことが、ラッキーでした。
エベレストマラソン
エベレストベースキャンプ(5364m)~ナムチェ(3440m)まで、フルマラソン!
ティンボチェ(4410m)~ナムチェ(34410m)まで、ハーフマラソン!
私は登山靴履いても小股で一歩一歩進むしかなくて、下り坂なんて滑って滑って。
そんな道を普通のランニングシューズみたいなのでひょいひょい走っている人たち。
(荷物を運んでいる人たち(ポーター・シェルパ)なんて、ビーサンだったりします)
衝撃だったし、自分たちの目標がいい意味でちっぽけに思えました。
この日は高度順応でも、トレッキングはせず、ただのんびりと過ごした日。
良い休息になりました。
スマホは使えないし、唯一持って行ってた東野圭吾の本はすでに2回読んだし。
一緒に登った友達のきーちゃんが持ってきてた、三島由紀夫の『金閣寺』を読みました。
時間を持て余して本を読むなんて、 今の生活からは考えられない。
前にも少し触れたことがありますが、結婚してこの旅に行くまで、二度流産しました。
けっこう悩みました。
- これまでの気持ちを整理すること
- これからの自分の在り方
- 子供だけがすべてじゃないという、今の自分の存在価値
そういうのを見直せる旅でした。
普通に日本で過ごしていたら分からない、気付かないことも、この旅で感じられたと思います。
次の日からいよいよカラパタールに向けて、勝負のトレッキングです。
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